富山県
富山県のカマボコ
飾って食べて美味い蒲鉾!!
富山県といえば、一番に思い浮かぶのは「越中富山の薬売り」。置き薬のルーツここにあり!ってところでしょうか?
富山を語る上で欠かせないのが、その県民性。
働き者が多く、勤倹貯蓄を心がける実直さがあり、実行力が伴っている。
家族を大切にして信仰心も厚いといわれていますね。
持ち家率が高いのも(全国1位)「家」に対するこだわりと、家族に対する愛情がなせる技でしょうね~。
そのローンの為にまじめに働くのかしら?
でも貯蓄率も高いそうなんで、人間まじめに働くが一番を地で行ってるんですね?
(見習わなければ・・・)
もちろん、女性もよく働くそうな。こう書くと、結婚するなら富山人って思ってしまう。
そんな、富山県は「山の外にある地」という意味の「外山」が「富山」になったんだとか。たしかに、富山は北アルプス、飛騨山系、加越国境の丘陵と山に囲まれた自然豊かな土地。黒部ダムやアルペンルートなどは観光などでも人気が高いですよね。
そして、忘れてならない食べ物!!
寒ぶりやホタルイカ、白エビはもちろん、カマボコも有名なんです!!
特に注目したいのが、「飾り細工蒲鉾」 食べるのがもったいない細工は一日中眺めていたいくらいなんです!!
(でも食べるけどね)
昔は蒲鉾といえば進物として高級品でしたね。
最近、蒲鉾を進物で送るところが少なくなったとはいえ、この富山の「飾り細工かまぼこ」は絶対一度は送ってみたいカマボコなんですよ。
というわけで、美味美しいカマボコ探しに行こう!!
細工蒲鉾
これは蒲鉾の芸術作品だ~
これなしに富山のカマボコを語ってはいけない!!
富山県は全国でも細工蒲鉾の生産量NO1。今でも冠婚葬祭には欠かせない存在なんですよ。
いかに蒲鉾が富山県に深く根付いているかわかるな。
搾り出しという技法と、付け包丁ですり身を変幻自在に操り(マジシャンみたい)模様を描いていく技法を使って作られる細工蒲鉾。
これからの時期に注目したいのが、オリジナルでつくってくれる細工蒲鉾。ひな祭りや端午の節句にいいのでは!?誕生日に蒲鉾ケーキを出すってのもいいかもね。
住宅事情で自宅にお雛様やかぶとを飾れないってときもこの「お雛様蒲鉾」や「こいのぼり蒲鉾」で食卓に華を飾りましょう。
巻きかまぼこ(渦巻き蒲鉾き)
・え!?ダイエットにいいんですか!?
そして、もう一つ。富山のカマボコの特徴として挙げられるのが、
「板が付いていない!!」
ことなんです。
普通、蒲鉾には板が付いていて、コレが蒲鉾を乾燥から守り、蒲鉾の湿度を一定に保ってくれてるんですが、富山の蒲鉾には板がない!!
で、どうなってるかというと、すり身を昆布で巻いているんです。
そういえば、富山は昆布の消費量も日本一だったな・・・・。
(ちなみに昆布の産地ではないんですよ)
鯛や刺し身の昆布〆があるんだから、魚のすり身を昆布で巻くもの旨みが浸み込んでおいしいでしょうね。すり身に色付けしたものもあるんですよ。
赤や青・・・
青い食べ物って自然界にないから脳が食べ物と認識しないため食欲をコントロールしてダイエットにいいってきいたな。
・・・ってことは、コレを毎食べてれば!!
(なんて、違う目的に変わってしまった)
お問い合わせ:河内屋
〒937-0051 富山県魚津市駅前新町9-12
℡:0765-24-1055(代表) ※IP:050-3538-1216
FAX 0765-24-0437
Web http://www.kamaboko.co.jp/
※ここの社長もブログやってます。
製造工程の図や魚のお話、富山の今が知れて個人的に好きなブログの一つです♪
白エビかまぼこ
もちろん、特産の白エビを使った蒲鉾もあるんです。
白エビはその土地に行かないと食べられないけど、蒲鉾ならその風味を損なうことなく楽しめるはず!!
お酒にあいそうな味なんだとか。
お問い合わせ:新湊かまぼこ
〒934-0023 富山県射水市海王町21番地(海王丸パーク前)
TEL(0766)84-8282 FAX(0766)84-8006
ちなみに、富山県で独特の蒲鉾文化が出来たのには、土地柄もあるんだそうですよ。
昔は北海道から大阪や九州薩摩藩への重要な交易を行っていた海上航路の主要中継地が富山だったんだそうです。
だから、昆布の美味しい食べ方を知っていたり、すり身を美味しくカマボコにする方法を知っているんですね。